浜岡「ほかにも金払いいいやついるよな」
瓜生「まさか、西野か?」
浜岡「うぶもり… あいつはおれのせいじゃねえ」
西野たち三人は、飛び降り自殺を決意。
(そこまで追い詰められてたのね…)
「私たちの楽しいって、こんなことぐらいしかなかったんだ。
それぐらいのために私たちは、あんな…」
「じゃあ、そろそろけりをつけようか」
「本当にこれしかないのかな」
「だって、もうバレたから」
同級生が、発見!
「ごめんね、見つけたのが私たちで」
「あなたたちを知ってる人は絶対に傷つくから」
クラスでの地味な4人組が発見。
「あなたたちを一生なんて気にできない」
自殺を引き留める熱演。
「何かあっても、一生は捨てないでほしい」
さらに、3人組が合流。
「全てを明らかにするの」
「帰ろう。私たちの教室に」
そして、クラスに戻り、生徒たちだけで話し合う。
西野の告白が始まり…
うぶもりの、最後が語られる。
たった一人でやってきたうぶもり。
「ちゃんというけど、西野さん、おかしいよ」
「最後の最後まで、なりたい自分になるために生きる。
あなたが誰かを傷つける日じゃない、人を傷つけるのをやめる日に私がかえる」
これで、一緒に自殺しようとしてた2人って…。
生徒の話し合いを、しめるのは、やはり教師。
「ふざけるな。逃げるなよ!
そんなつもりじゃなかった、そんな一言で逃げるなよ」
「自分を守るために、人を傷つけることがくせになっている、無自覚な動物そのものです」
西野「じゃあ、どうしろっていうの、私たちに?」
「それはうぶもりさんがすでに伝えてくれていませんか?
彼女の顔を、言葉を、ちゃんと思い出してください。
この過ちを償う方法を、考え、生きて変わる。
それがあの日、彼女が求めたことではないですか?」
自分の死を覚悟して、一人立ち向かったうぶもりの演技はさすが。
これは現代版金八先生なのか。
そして、母親登場。ちゃんとした母親であること、大事なシーン。
母「最悪な終わりを選ぶことはしないでほしいです」
仁美「私たち、何があっても、ずっと友達だよね」
こうして、日常が形を取り戻そうとしていた。
大きな悲しみを抱きながら、確実に前に進んでいくことになった。
だが、あとひとつ大きな問題を残している。
のこされた「あの人」とは?