テレビっ子のドラマ視聴記録

日々追いかけてるドラマなどの鑑賞メモ

『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』第10回 最終回 再び卒業式当日

残り数カ月は駆け足にすぎ…

卒業式まで残り2日。

九条「自分には明日が来る感覚がない」

 

教頭の締めの漢字は「刻」

 

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そして卒業式当日:

2024年3月10日

夫婦2人でのゆっくりの朝食。

「ないのか…。明日が来る感覚が」

「未来の話を、そんな顔を聞くな。

 里奈は生きる」

里奈「どうしても変えなきゃいけない運命があるの。

 だから行くの。運命を変えるために」

 

そして卒業式。

「いつからだろう、私がこの日に涙を少しも流さなくなったのは」

「教師とは、私とは、いったい何者なのだろうか」

 

突き落としに来た手。

それは星崎君。

星崎「やっぱり、2周目でしょ」

落下対策で花壇が設置されていた。

突き落とした顔が見えなかったということは…

無感情に近い状態で起きたことなのか。

 

現実感を感じられず、教師を殺し、自殺しようと考えていたという星崎。

それを止めるために、今日やってきた。

 

星崎「自分を殺す、むなしい世界」

 

星崎君、映画を撮ったり、友人もいたり、ちゃんと生きてるように見えたんだけどな。

星崎「すっごい楽しかった。

 だから俺も先生の助けになりたいなと思って、西野のこと話したの。

 そしたらうぶもりさんが、ああなっちゃった。悲しかったなあ」

「俺もさ。誰かのために生きてみたかったんだよね」

「先生、俺と一緒に死んでくれない?」

九条「それはできない。わたしがなんでもするのは、生徒が変わるため」

 「色を失ってしらけていたのは自分だと気がついたの。

 しらける前にしてほしいことがある。

 自分だけでも自分を信じてもらえませんか?」

星崎「ごめん。すっごい言ってることがわかるんだけどさ。

 やっぱり動かないんだよね。俺の心。悲しいね、先生」

 

星崎「色がついてるわ、みんなに。変わったね」

 

飛び降りる星崎の手を捕らえる里奈。

この細腕で、そんな長くは耐えられないよね…

夫よ、もっと早く来てくれよーみんなもさあ。

 

みんなで歩いてくるシーンはフラグが立っていて…。

そして、逆恨みで刺される九条。

夫よ、ちゃんと見ててくれよ。

悲しいことは、いつも青空の下で起きてしまうものだなと

 

2周目の人生で、

私にとって「最高の教師」は生徒のほうだった。

私は生徒に「託」された。

この世界をこれからも生きて、変え続けることを。

 

病室で目覚める九条。

「わかるか?生きてるぞ」

 

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最初から最後までよくつながっていたドラマだなあと。

途中の普通でちょっとニヒルな星崎君のキャラクターがよく生きてましたよね。

こういう普通で無感情の子が、誰かを陥れたり苦しめたりすることが、現実にもあるような気がしました。

ドラマとしては大団円。

うぶもりさんが、2回目も死んでしまったことが、とても残念だけれど。

 

2年後の同窓会も気になるなあ。Huluか。

 

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