(ラストまでのネタバレ含みます)
「え?じゃあ、俺って美和子の何?」
「元カ…レ…」
「元かあ…」
「向井君がイヤだったら、会うのもうやめる?」
…ずるいよ、美和子…
(いくちゃん、かわいいからしょうがないね)
ただ一緒に楽しくいたいだけって、向井君の気持ちわかるなあ。
考えてもしょうがないこと、ぐるぐる考えちゃうよね。
そして、美和子の結婚したくないから、別れるっていうのも、分かってしまうところがあり……ぐるぐる。長いものにまかれるみたいなのっていう気持ちも。
でも、幸せの指標って時と共に変わったりするよね。
一人で生きていけるはずなのに。
「そういう優しいところ、好きだった…」
「ずるいって… 美和子のこと嫌いになれるわけないじゃん」
「終わりにしよ」
立ち去る向井君、切なすぎる。今度は振り返ることなく。
(私も号泣ですわ)
やさしい向井君じゃ、ダメだったのかな。
そして、向井君、なんでそんなところにタコ焼き器しまってるの?